① まず結論
日本語フォントは細かく見るとさまざまな種類がありますが、最初は「ゴシック・明朝・丸ゴシック・手書き・ディスプレイ」の5カテゴリで覚えると、選ぶときの迷いがぐっと減ります。それぞれに得意な場面と苦手な場面があるので、まずはこの5つを区別できるようになるところから始めるのがおすすめです。
② たとえ話
服装のドレスコードに置き換えると、用途との相性がイメージしやすくなります。
ゴシック体は「ビジネスカジュアル」。オフィスでもカフェでも違和感が少ない、万能な服装です。
明朝体は「きれいめなジャケット」。場面は少し選びますが、品の良さや落ち着きを出したいときに向きます。
丸ゴシックは「カジュアルニット」。親しみとやわらかさが出る、話しかけやすい服装です。
手書き風は「手書きの手紙」。個人的な温度感が出る一方で、長文には向きません。
ディスプレイ書体は「ステージ衣装」。一瞬で目を引きたい場面では強いですが、毎日の普段着には向きません。
ディスプレイ書体で長文を書くのは、ステージ衣装で通勤するようなもの。
③ 図解で見る
同じ「文字は、感情を運ぶ。」を5カテゴリで並べた比較。
ゴシック(Noto Sans JP)
文字は、
線の
明朝(Shippori Mincho)
文字は、
線に
丸ゴ(Zen Maru Gothic)
文字は、
角が
手書き(Klee One)
文字は、
人の
ディスプレイ(Dela Gothic One)
本日限定
視認性最優先の
④ よくある失敗
長文の本文にディスプレイ書体を使う
極太の
子ども向け教材に硬すぎるゴシックを使う
直線的で
高級ホテルのLPにカジュアルな手書き風フォントを多用
手
⑤ 実務ではこう判断する
Webや資料の本文は、まず「ゴシック or 明朝」で考える
本文は、
見出しは「印象を作る役」、本文は「支える役」
見出しで
アクセントは1か所だけにする
手
⑥ 学習後のチェック
- 5つのカテゴリを名前で言える
- 本文向きと見出し向きを区別できる
- 自分の制作物に合うカテゴリを1つ選べる
- 1ページに混ぜていい書体数の目安が分かった
関連フォント
ゴシック / OFL
Noto Sans JP
情報を、まっすぐ届ける。
清潔で
- 中立
- 清潔
- 信頼
- 機能的
明朝 / OFL
Shippori Mincho
風の音に、耳を澄ます。
文化系、
- 静謐
- 文化的
- 繊細
- 上質
丸ゴシック / OFL
Zen Maru Gothic
やわらかく、伝える。
親しみやすいのに
- やさしい
- 自然
- 親しみ
- 少しノスタルジック
手書き / OFL
Klee One
小さな言葉を、ていねいに。
教材、
- 上品
- 静か
- 教育的
- やわらかい
見出し特化 / OFL
Dela Gothic One
本日限定
ポスター、
- 圧
- 重量感
- 安定
- ポスター向き